俺は美麗に瑞希の事を話した。




美麗はふぅと一つ息を吐くと、



「そっか」とだけ言って、


ゆずが楽しそうに瑞希と話しながら
歩いている姿を目で追う。



追いかける気分にはならなくて、
そこで2人を見送る。



「……よしっ!
今日はパーっと遊ぼっか!」




綺麗な夕日が落ちてきて
オレンジに染まる夕焼けの中、




俺は、美麗と遊びまくった。

ゲームセンターに行って、
取れないクレーンゲームに何度も
挑戦したり、カラオケで大声で歌ったり。




今日の事を忘れられるわけが無いけれど
気が楽になったような気がした。



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