「菜乃、良い匂いするね」 ツーっと指先を太ももに滑らせると、面白いくらいにビクッと菜乃が肩を揺らした。 今日は無理をさせてしまったから我慢するつもりだったのに、こんな菜乃を見てしまえば沸々と湧き上がるこの欲を受け入れてほしくなる。 何度抱いてもすぐに触れたくなってしまう。 同じ匂いがするから…。きっとそのせいだ。 「……くすぐったいよ」 「ごめん。でも、止められないかも」