*HIKARI*

沖田が立ち、光の前に座る
全員が息を呑む


「前から言おうと思ってたんだけどさ…」

怒られると覚悟を決めた
ジロジロと沖田を見ていた理由は、すでに沖田も知るところのようだ
しかし、記憶にないが抱きついたりしていたのだと
土方に聞いていたから、沖田の声に肩をすくめた


「誰にでもついて行くの辞めろ」

「へ?」


予想外の事、自覚のない事に
驚き沖田を見る
間近に見るとやはり兄に似ていた


「ここに来るときも土方さんについてきて!
桂にさらわれたのも、半分自分で行ったんだろ!
本当の兄じゃねぇのに秋山について行って
お前の行動が、皆に心配かけたんだぞ!!!」

「ごめんなさい」