秋山の屋敷ではなく、城で痛めつけられていること
兄なのに、光のいた屋敷を知らなかったこと


「貴方は、光の兄じゃない」



こちらには、本当の兄がいるのだ!という強み
幹部らが秋山を追い詰める


「…沖田総司が光の本当の兄だと?
ならば、光に呼ばせて見ろよ!!!」



よし!待ってました!とばかりに
永倉と原田が沖田の背中を押した


光のそばに腰を下ろし、光の頭を撫でた

傷だらけの顔は、叩かれ腫れていた
ひでぇな…
女相手にここまでするかよ…
沖田は、光の上半身を抱き起こした


「おい!起きろ!光!」


全く起きそうにない



「光!」


池田屋の時の逆だな…とか、考えてしまうくらい
沖田には、余裕があった

目覚めれば、必ず言うとわかっているから