*HIKARI*

「総司 お前も俺に遠慮なんかすんなよ」

「… は?するわけねぇーだろ!!!」

「クスクスッ」


何時からか、沖田が敬語を使うようになった

何時からか、ひとりを好むようになった

何時からか、沖田が笑顔を見せなくなった



もしかしたら、光を通じて沖田が前みたいに
幹部らとも笑って話をする日がくるのではないか
そんな予感がした




だからこそ、不機嫌そうに口悪く言う沖田に
ニコニコしてしまう




「何?気持ち悪い!!」


「大きくなったなってな」


「そっちこそ!老けたな!」


「は!?てめぇ!!」


屯所の門まですぐ近く
走る沖田を追いかける


こんな風に沖田と話をしたのは

いつぶりだろうか