ですよね。


「じゃあ、これ荷物な。」


「あ、はい。
有難うございます。」


持っててもらった荷物を受け取って
自分の部屋に入る。


そしてすぐドアを閉め、
鍵をかけて靴を脱ぐ。


しばらくその場に棒立ちになっていた。


荷物持ってもらっただけなのに、


ほんの少し話しただけなのに、


ど、どうしよぉ、私!!


あの先輩のこと好きになったかもしれない。