黒王子に恋をして。

この日は付き合ってちょうど1年と半年だった。


この時多分浮かれてたんだ

だからきっと気づかなかったんだ






「今日はどこに連れてってくれるの?」


「今日はね〜、ないしょ」


「え〜笑」





そう言いながら俺にくっついてニコニコしている佳代。


とてもとても可愛い


思わずにやけそうになるのをいつもこらえるのが大変だ。





「佳代、ちょっと寄れ。人がいっぱい来てる」