黒王子に恋をして。

「おい、何勝手に「何勝手に撮ってるんですか」

「瑠奈ちゃん...!?」





振り返ると俺らを撮っていた人を注意している瑠奈がいた。

けどその人は先輩。

瑠奈は臆せずに注意している。





「あんた、1年ね?生意気ねぇ...」

「1年というのは関係ないです。私は“常識”の話をしています」





そう瑠奈が言い切ると先輩は顔お真っ赤にして怒っている。

このままほっといておきたいが、瑠奈のためにと思って





「そろそろやめてくんねぇかな。先輩」

「あ、梓くん...♡」