「ーーな、ーな、瑠奈、薬持ってきたぞ」

「ん、梓くん…」

「水も持ってきたから」





あれ、私水持ってきてなかったんだけど…

もしかして買ってくれた??





「ありがとう。後でお礼するね」

「んじゃ、俺にキスして」





そうニヤリと笑って言われた。

私は顔を真っ赤にして慌てる。

梓くんはそれを見てゲラゲラ笑った。



ガラガラガラッ一



突然扉が開いて誰かが入ってきた。





「瑠奈ちゃん、具合どっ……梓」