さすがにデリカシーがなかったか。


少し頬を高くする瑠奈。

それもまた可愛い。





「恥ずかしいだろうけど、嫌じゃなければ言ってくれると助かる。瑠奈が心配なんだよ」

「...実は、そうなの」

「はぁーーーーー」





俺は瑠奈を抱きしめ、背中をさする。

抑えるくらい痛いってことは1日目か2日目。

腰も痛いはずだ。





「...ありがと」

「大丈夫だ。少しは楽だろ?」

「うん、すごい助かる」





本当に女って大変だな。

背中をさすり続けていると突然服をギュッと掴まれた。

そしてさらにくっついてくる。