「やっぱいい体してんなぁ〜!」

「まじあれ、可愛すぎるんだけど。まじ天使」





などとざわついている。


そう、瑠奈は俺たちの学年でちょっと人気。

いや、ちょっとどころじゃないかもしれない。

そのため、俺は気が気じゃない。

いつ他の男に瑠奈が取られてしまうか心配だ。


さりげなく瑠奈の近くにたって隠す。

もちろん茜のことも使って。


それでも瑠奈の話が聞こえていて、その内容はほとんどスタイルの話。

俺は最終手段に出た。





「瑠奈、俺のこれ着ろ」

「え?なんで??」