黒王子に恋をして。

「「確かに」」





茜くんの意見に私とゆきはとても納得した。

しかし梓くんはピンと来ていない。





「だってお前、瑠奈ちゃんに構って貰えなければ拗ねるし、構ってもらえればデレデレだろ?犬じゃん」

「私たまにしっぽ見える」

「……あっそ」





茜くんの意見を軽く流して1人でご飯を食べ始めた。

いつもの様に丸くなって座って食べる。





「あーお腹いっぱい!」

「ゆきちゃんいっぱい食べるね〜」