月夜でキミは

「とにかく、そういうことだから境さんにはこっちの世界とあっちの世界を行き来してもらうことになる。」

どうして、私がーーーー。吸血界にーーーー。

「あのーー。吸血界ってことは人間の血を吸う吸血鬼が沢山いるんだよね?」

「それはーーーっと、そろそろ時間だ。1000年に1人の血を持つ者が現れたと親父にいったら緊急会議をすることになったんだ。」

緊急会議!?
それって、私が来たからだよねーーーー?
ん?ってことは
「その会議って私もーー?」

「もちろんだよ。」

ですよね。

「境さんのことは、全力で俺が守るから。安心して。」

そういうと、椎名くんは私を優しく腕の中に引き寄せーーー。

会議場へと向かった。