月夜でキミは

「それで、その時の国王が1000年後ーーーーー。つまり、今、1000年に1人のちを持つ人間が現れた時には、人間界で全ての血を吸われないよう守るため、吸血鬼と人間界を行き来する物としようと決めたんだ。」

「そうなんだーーーー。」

「あれ?でも、その血を持つ者は結局見つかったの?」

そう聞くと、椎名くんは大きく目を見開いた。

「....分からない?何でこんな話を境さんにするのか。」

「え?」

「境さんが、その1000年に1人の血を持つ者なんだよ。」 
フムフム。なるほどって
「えええええええええぇぇぇぇぇぇえ!?!?」 


「私が!?何で!?どうして!?どうやって!?」

「決めては3つあった。一つ目は、その1000年前に現れた1000年に1人の血を持つ者の名はーーーアートクリス.サカイ」
  

ーーーーーアートクリス、サカイーーーーーーー
 
「境とサカイってこと?」

「そう。2つ目は絶対的な音楽の才能。ちなみにアートクリスはヴァイオリンが、うまかったそうだよ。」

ヴァイオリンーーー。

「そして、3つ目はーーー。純粋な心。」
「純粋な心?」

「そう。心が汚れててはいけないんだ。」

「私の心って純粋なの?」

そう言うと椎名くんは不敵な笑みを煌めかせて
「時期にわかると思うよ。」

と言った。