「ふふふ…あはははは!!」 館に帰って来た私は、狂ったように笑った。今日の保健室での出来事を思い出していたのだ。 「…さて、どうやって彼を誘い出そうか…」 私は、紅いワインを口にしながら呟いた。とても美味しい鉄の味が口の中に広がる。 「彼は美味しいのかな?あぁ…想像しただけで笑みが零れてくる…」 私は、今日一晩中笑い続けた。