『早速活動始めちゃいますか。』


私は今全身真っ黒だ。
暑いけど、男女の区別がつかないように出来るだけ肌を出すのは避けるのだ。


だから長ズボンに黒い薄手のパーカー。
正直暑い。


でもそんなことを気にしている暇はないのでそのまま街に繰り出した。


まだ朝早いというのに人が多い気がする。
嫌な雰囲気の奴らが多い。


その中から紅いリストバンドをつけているやつを探し、見つけては潰して行く。


それを一日中やっていたはずなのに、減るどころか増えていって。


それに死月の奴らはあまり抵抗をしてこないのも違和感があるのだ。


そんな違和感を抱えたまま、家へ帰った。


『あ、そうだ亜蓮に電話しなきゃ。』

すっかり忘れるところだった。
亜蓮なら電話し忘れたら家まで来そうだなw