PLACE Ⅱ

自分がわからなくなりそうだ。


おにいが橋本とあっても冷静でいろって言ってたのに全然冷静にはなれなくて。


こんなに冷たい雨でも血が上った頭は冷めることはない。


このまま雨になって流されてしまえばいいのに。


亜「華!」


私を探してきてくれたであろう亜蓮の声も、耳に届いているけど反応できなくて。


そのまま亜蓮の何か言う声を最後に、意識を手放した。