PLACE Ⅱ

華side

橋本が去っていって、私は動けずにいる。


今動き出して仕舞えば、溢れる憎しみを、誰かに向けてしまいそうで。


拳を握りしめることで紛らわそうとした。


一週間後。
そう言っていた。


白蘭のみんなをこれ以上巻き込みたくない。
これ以上怪我をして欲しくない。


嫌だって思う反面、一緒に戦って欲しい。
そんな我儘な気持ちが顔を出す。


『どうしよっかなぁ。』


なぜか溢れた諦めの笑み。