PLACE Ⅱ

華は鋭い目つきで男をにらんでいて、男はニヤニヤと笑っている。


華の元へ行くこともできず、その光景を見ていると男はどこかへ去っていった。


残された華は拳をぐっと握りしめたまま、
いつのまにか降り始めていた雨に打たれていた。


近づけない。華が遠い。
近いハズ。だけど遠い。


ぎゅぅっと締め付けられる心に気づかないふりをして、俺は華に駆け寄った。


亜「華!」


お前が遠くて胸がいたむけど、俺はお前が好きだから。好きだから、そばにいる。

亜蓮sideEND