PLACE Ⅱ

亜蓮side


朝早くのことだった。


亜「何!? 闇討ちをされた!?」


誠「ああ、三人。全員背後から金属バットで一発。幸い軽傷だった。」


香「背後から金属バットで一発。」


一発だけで帰っていったってことか?
だったらまだ本気じゃないのだろう。


ということは............“警告”?


亜「くそっ! とりあえず今日は華は来させない。」


俺は華へメールを送ると、スマホをソファめがけ投げすてた。


誠「イライラしてもどうもならない。落ち着け。」


そう、だよな。