男は、大きく振りかぶった、金属バットを持って、一人歩く白蘭の奴に。


このまま走っていては間に合わない。そう判断して走っている勢いのままその男の背中めがけ飛び蹴りをした。


『背後からとは、卑怯じゃ、ねぇーの!!っと。』


結構勢いが付いていたようで、男は顔面からビターン!と強打していた。
でもまだギリギリ意識はあるようだ。


結構しぶといじゃん。Gみたいだ。


白下「うわ!誰だよこいつ!!」


誰だよこいつって、お前はそいつに殺されかけてたのに呑気なもんだ。金属バットなんか頭に食らえばタダじゃ済まなかっただろうな。