『そうだよね。しっかりしなきゃ。おにい、そういえば手に入れた情報って?』


すっかり忘れてしまっていた。


奏「そうだ! 死月の大体の人数がわかった。
約250人。全員月華に恨みを持つもの。それから、手に紅いリストバンドをしているそうだ。」


『やっぱり、紅いリストバンドをしているんだ。............そんなに大きな情報、どこから?』


奏「あいつらが情報屋を使うんなら、こっちも、ね
父さんが手配してくれたんだ。」


お父さん..........いつのまにそんなことまでしてくれていたんだ。
胸がジーンと熱くなる。


『わかった。今から探しに行ってくる。』
思い立ったらすぐに行動。