PLACE Ⅱ

まぁ流石にそんなに鈍くはない。


「お前が好きなんだよ。初めて会った時からずっと。」


青い瞳で見つめられて、心臓がドギマギする。
うるさいよ、私の心臓。


『そっか。ありがとう、亜蓮。
あのね、返事は––「今はいい。退院してからで。
考えといてくれ。」


亜蓮はそういうとすぐに病室を出て行ってしまった。


綾牙といい亜蓮と言い、私の話は聞かないのか。


『好きって、なんだろ。』


一人呟く。


綾牙にも、亜蓮にも、ドキドキはする。
胸がギュンギュンするし、顔だって赤くなる。


でもどちらに恋愛感情を抱いているのかなんて、わかんない。