PLACE Ⅱ

病室を出てすぐズルズルとしゃがみこむ。
なんてダサいんだよ。俺。


つい素の自分が出てしまう。


ああ、胸が苦しい。
こんなにも苦しいのか。


人の気持ちは簡単に変わりゆく。
だったら今からだって変えられる。


そうだ。
変えてしまおう。


花夜が亜蓮というやつを好きなのなら、俺を好きにさせればいい。


覚悟しててよ、花夜?


ニヤリと笑った俺は、病室を後にした。






『あれ、なんか寒気が............』


花夜には秘密だ。