翌日


『んぁ............』


朝眼が覚めると、ほおに乾いた涙の跡があった。
いつのまにか泣いて居たのかな。


ん?
なんかベッドの脇があったかい............?


『............ええええ!?

なんでいるの? 綾牙!!』


そう、そこにいたのは、スヤスヤと眠る綾牙だった。
くっそう、寝顔が可愛いじゃねぇか。


私の大きな叫び声のせいか、
「ん....あ、花夜おはよぉ。」


『うん、おはよう..じゃなくて!なんでここにいるの!?』


綾「花夜と話をしないとって思って、来たら寝ちゃった。」


ついうっかり、みたいなノリだけどさ............
爽やかな笑顔で言われるともう許したくなる。