亜「............くそっ!」


幹部室の部屋を思わず殴る。


智「悔しいと思ってるのは、お前だけじゃねぇよ
俺たちだって、悔しいんだ。」


あまり喋らない智洋が、感情的にそうこぼす。


ふと見れば、みんな唇を噛んでいる。
そうだよな、悔しい............よな。


好きな女を守れなかった。それが苦しい。


香「でもさ。花夜ちゃんが、言ってくれて嬉しかったの。前は隠し事をされてるって感じがあったけど、なんだか距離が近くなった気がする。」


優「そうだね!知れてよかった。」


こいつら.......


亜「そうだな。なぁ、お前ら。
明日も行こうぜ。」


「「「「おう!」」」」


亜蓮sideEND