––––『綾牙!? どうしてここに?
私、橋本にお腹を刺されて、それで—』


橋本を殴り飛ばして、それから意識が遠くなって
ええと、どうしたんだっけ?


綾「その後のことでしょ?それはね—
〔ガラガラバァン!!〕
(花夜!)(華!!)(華ちゃん!!)」


いきなり扉が開いた。
すごい音がしたけど大丈夫かな?


綾「お前ら、もう少し静かn–「華! 気がついたのか!大丈夫か!?」


綾牙の言葉を遮り、亜蓮がそう言ったから、
綾牙は少し不満そうだ。


『大丈夫だよ。 来てくれてありがとう。

亜蓮、誠太、優陽、智洋、香里奈。

それから、秀爾、雄大、光貴、愛也............!』


また抑えていた涙が溢れて、ぐちゃぐちゃになりながら笑った。