PLACE Ⅱ

『始まった。』


大きな音がした。


おにいにスタートと連絡すると、私は窓から抜け出した。


そっと倉庫の表に回ると


『どうして、こんなに............!?』


そう、おかしいのだ。
私たちは毎日死月のチームを潰していたのに、人数が多すぎるのだ。


それに誰もがバットやら鉄パイプを持っているから、白蘭も苦戦している。


橋本「ククク、アハハハ!!」


橋本「いるんだろう?出てこいよ。
それともこの人数に驚いているのかぁ?」


橋本は余裕の表情で、笑っている。