PLACE Ⅱ

《うおおおおおおおおおおお!!!!》


大きな雄叫びが上がった。


その直後だ。


ガシャぁぁぁぁん!!


倉庫に積んであったタイヤが崩された。


橋本「やぁやぁ、白蘭の皆さん。
盛り上がっているとこ悪いねぇ?」


ニヤニヤしながら話す男。
その後ろにはバットやら鉄パイプを持った男たち数百名。


亜「お前か、闇討ちをしてきていたのは。」


怒りを抑えながら聞く。


橋本「そうだよ? バットでガツンと、ね。」


橋本「そんなことよりも、華ちゃん?はどこだっけ?二階にいるのかなぁ?」


亜「教えるわけねぇだろうが。
華は渡さない。お前は潰す。」


亜「お前ら!行くぞ!」


俺は、二階から飛び降りて駆け出した。
後を追ってみんなが駆け出すのを感じる。




俺たちの戦いが、始まった。