PLACE Ⅱ

亜蓮side


『いってらっしゃい!』


華がそう見送ってくれた。
ほんとは華には家にいて欲しかった。


華を守れるやつがすくなってしまうから。


でも華の真剣な目を見たら断れるわけがなかった


幹部室から出て、一階に集まっている下っ端に向かって


亜「お前ら! 今日は大きな抗争になるだろう!

闇討ちをしてきていた奴らだ。

今までの痛みを仕返せ。

危ないと思ったら退がれ。

白蘭の誇りを持って、戦え。

俺らは白蘭だ。



ぜってぇ 勝つぞ。」