紫水晶の鋭い両眼が、背後を振り返った瞬間、びゅうんという鋭利な音と共に、森の木々の合間から青く輝く二本の閃光の矢が、彼の心臓を目掛けて豪速で飛来したのである。
彼の手にある白銀の剣が、にわかに銀色の触手のような光を揺らめき立たせた。
鈍い音が虚空を揺らし、彼の眼前に出現した銀色の結界が、その閃光を一瞬にして防いでしまう。
結界に阻まれた青い閃光は、水音を立てて千々に砕けると、太陽の光を受けて虹色に輝きながら虚空に弾け飛んだ。
次の瞬間、黒豹のように柔軟でしなやかな彼の肢体は、倒木を飛び越えるようにして、青き閃光が飛んできた方向に疾走している。
びゅうんと空を薙ぐ鋭い音がこだまして、複雑に点在する森の木々の合間を、真っ直ぐにシルバだけを狙って放たれる閃光の矢。
それが本当に弓で射ているものならば、相手は相当な弓の名手であろう。
空を引き裂いた青い閃光を、しなやかに翻された白銀の刃が真っ向から両断する。
深い森に水音がこだまして、青い閃光の矢はきらきらと輝きながら虚空に弾け飛んだ。
矢が飛んでくる方向は僅かに上限。
相手は木の枝から狙ってきているのかもしれない。
シルバの両足の柔軟な撥条(ばね)が、強く地面を蹴ると、高く跳躍した彼の片手が太い木の枝にかかった。
そのまま勢いを付けて体を捻ると、まるで山野を駈ける獣のように、ものの見事に枝の上へとその身を置いてしまう。
高い枝の上に純白のマントが翻った時、間髪入れずに再び彼の正面から、あの青い閃光が豪速で飛来して来る。
緑の葉を揺らして、鋭利な直線を描く青い閃光の矢は、そのまま真っ直ぐにシルバの体を貫かんと空を揺らして迫り来る。
緑の葉が茂る枝をしならせて、彼の柔軟な肢体が虚空を舞った。
その長く艶やかな黒髪が緑の木々の合間に乱舞する。
閃光の矢はそんな彼の耳元すれすれを掠め通り、背後の木に当たると、水音と共にきらきらと輝きながら虚空に弾け飛ぶ。
彼の手にある白銀の剣が、にわかに銀色の触手のような光を揺らめき立たせた。
鈍い音が虚空を揺らし、彼の眼前に出現した銀色の結界が、その閃光を一瞬にして防いでしまう。
結界に阻まれた青い閃光は、水音を立てて千々に砕けると、太陽の光を受けて虹色に輝きながら虚空に弾け飛んだ。
次の瞬間、黒豹のように柔軟でしなやかな彼の肢体は、倒木を飛び越えるようにして、青き閃光が飛んできた方向に疾走している。
びゅうんと空を薙ぐ鋭い音がこだまして、複雑に点在する森の木々の合間を、真っ直ぐにシルバだけを狙って放たれる閃光の矢。
それが本当に弓で射ているものならば、相手は相当な弓の名手であろう。
空を引き裂いた青い閃光を、しなやかに翻された白銀の刃が真っ向から両断する。
深い森に水音がこだまして、青い閃光の矢はきらきらと輝きながら虚空に弾け飛んだ。
矢が飛んでくる方向は僅かに上限。
相手は木の枝から狙ってきているのかもしれない。
シルバの両足の柔軟な撥条(ばね)が、強く地面を蹴ると、高く跳躍した彼の片手が太い木の枝にかかった。
そのまま勢いを付けて体を捻ると、まるで山野を駈ける獣のように、ものの見事に枝の上へとその身を置いてしまう。
高い枝の上に純白のマントが翻った時、間髪入れずに再び彼の正面から、あの青い閃光が豪速で飛来して来る。
緑の葉を揺らして、鋭利な直線を描く青い閃光の矢は、そのまま真っ直ぐにシルバの体を貫かんと空を揺らして迫り来る。
緑の葉が茂る枝をしならせて、彼の柔軟な肢体が虚空を舞った。
その長く艶やかな黒髪が緑の木々の合間に乱舞する。
閃光の矢はそんな彼の耳元すれすれを掠め通り、背後の木に当たると、水音と共にきらきらと輝きながら虚空に弾け飛ぶ。


