ねぇ助けて

葵『有咲、葵兄以外居ないからでておいで』

有咲『うん葵兄』

葵『ん?なーに?』

有咲『嫌いって言ってごめんなさい』

葵『クスクスいいよ、気にしてないから
有咲何であんなこと言ったの?』

有咲『だってさお兄ちゃん達と違って、うちは、障害あるから』

葵『有咲が、障害あっても有咲は有咲でしょ?いつも頑張ってるの俺は知ってるよ有咲は頑張りやさんだし、我慢づよいし、沢山心に溜め込むでしょ?
それも有咲だからねまぁ、溜め込まずに言って欲しいのは、あるけどさ、お兄ちゃん達は、有咲に色々挑戦させたでしょ?
どんなに辛くても、悲しくても、悔しくても、何回も気が済むまで挑戦する事は、誇りに思ってもいいんだからね』

有咲『う…ん、でもさ嫌になったりとか無い?
うちバカだし空気も読めないから』

葵『嫌になったりとか無いよ
バカでもないし、空気も読めてるよ
お兄ちゃんは、有咲の事大事で、大切に思ってるんだよ』

有咲『でも、分かんない』

葵『そっかそっか分かんないよね
それでいいんだよ分からなくて当たり前なんだから
お兄ちゃん達も分かんないこと沢山あるよ
お兄ちゃんが、分からない事は、有咲が分かってたりするでしょ?
家族なんだから助け合いは、当たり前なんだからね』

有咲『うん、お兄ちゃん、ありがと
う』

葵『いいえーヨッシ今からお兄ちゃんが診察してもいい?』

有咲『いいよ』

葵『ありがとう、じゃあ洋服捲ってね…ん出来たね深呼吸するんだよー』

有咲『スーハー、スーハー』

葵『そうそう上手だよ
ん何ともないね良かったよ
ヨシヨシ』

有咲『葵兄のヨシヨシ好き』

葵『おっそうかーいつでもヨシヨシするからな』