久しぶりに…誰かの前で泣いた。

「ふぅ……!」

この家族は……私を育ててくれた…お母さん達に似てる。
だからかな?なぜか…落ち着いていられる。

「これからも…よろしくお願いします!」

「うん!」

「もちろんだぞ!」

「じゃあ、おんなじ学校行こう!」

「えっ…でも…」

「私達はいいわよ!」

「うん」

「……じゃあ、お願いします!」

「よっしゃ!」

この家に来てよかった。そう思ったよ。
お母さん、お父さん…私、頑張るから!

~3日後~

「今日からこの学校でお世話になることになりました。木下真白です。よろしくお願いします。」

ザワツ

「キャンディーのセンター…」

「「「ましろん!!!」」」

「あっ…!悠斗君!」

ブンブン

「おなクラだね!」

「うん!」

ザワツ

「どういうこと?」

「何で、加藤君と?」

「悠斗…お前ら付き合ってんのか?」

「はっ…!?」

「ニコッ!付き合ってないよ!」

「よかった!!!」

「…即…答…」

ズーン

「…どうしたの、悠斗君?」

「大丈夫!」