美術室に着くと僕は紙と鉛筆を取り出した。

何を描こうと悩んでいると。

「私の事描いてよ!」

美由紀が言ってきた。

「僕上手くないよ?」

「上手くなくてもいいから!」

「わかった」

少し頬が緩んだ