4限目が終わり昼休憩の時間だ。

弁当を出そうとカバンを漁ったが入ってない。

遅刻の焦りで入れ忘れたのだ。

絶望感に襲われた。

その時美由紀が僕に話しかけてきた。

「弁当忘れたの?サンドイッチ1個いる?」

僕は彼女が天使に見えた。

嬉しさと恥ずかしさで泣きそうになった。