彼の手を私のほほにそえ、 そっとつぶやく。 「小さなころから、 白馬にのった王子様が いつか私を むかえに来てくれるって 信じてた。 ・・・あなたが私の 王子様だったのね・・・っ!」 私はそのまま目を閉じた。 やわらかい感触を期待して。 ―――――――――――