私はそっと、 彼の手に自分のものをそえた。 彼の手は マヨネーズの油と 頭のモサモサによって 汚れていたが そんなことは気にならなかった。 彼がたとえ 頭がブロッコリーの 宇宙人だろうが、 すぐ泣く意気地なしだろうが 関係ない。 今の私には ブラピにも負けない、 私だけの王子様に見えた。 ―――――――――――