涙のち、銃声



「まぁでも・・後から聞いて俺も納得しましたけど、

あの状況でアズサを落ち着かせるには、
もうあの手しか無かったです。

彼女の瞳孔、完全に開いてましたから。」


「“狂気を鎮めるには、
こっちが狂気になるしかない”

・・・って言ったの?」


「お、よく分かりましたね!

さすが裸の付き合いしてただけの事はあるなぁ。」


「・・なによ“裸の付き合い”って?」


「あ!いえ何でもありません。」


「もう・・真田君のお土産も買ってきたのに・・。」


「こっちからの接触は一切禁止だそうです。
まぁ・・・待ちましょう。」


「そうだね・・・。

・・うん!きっとまた元気に寝ぐせつけて、
ヨレヨレのスーツ着て帰ってきてくれる!」