涙のち、銃声



「だったら撃ってみろ。」


「!?」




「小西、銃を下ろせ。」


「ちょ・・何言ってるんですか!?」


「いいから。
アズサちゃんの前にそれ投げろ。」


「・・・・・・・・・・。」


何を考えてるんだ・・・・・。

でも・・・この人の視線が、
この人の表情が俺へ訴える。


「・・・・くっ・・。」


構えていた銃を地べたに置いて、
アズサの前に滑らせた。