涙のち、銃声



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「行っちゃダメだ・・アズサちゃん。」


「大丈夫だよ・・・。
全部タク坊の筋書き通りに進んでる。

やるなら今しかないの。」




最後までタク坊は私を止めてきた。

だけど、もう私の意思は動かない。


お母ちゃんの仇討ちは今日、
これで全てが終わる。



「どうしても行くんなら・・・その拳銃で俺を撃ってからにしてください。」


「そんな事できるわけないでしょ?」


「だったらここを通すわけにはいかねぇ。」


「・・・・・・・・・・・・・。」


「・・俺は本気ですよ・・・。」



「・・・・・・・・・フフッ。
ありがとうタク坊。」


「な・・・ニ・・・・・。」


「ごめん。さっきのお茶、
睡眠薬入れてたんだ。」


「・・・ダメ・・・ダ・・
・・・アズ・・・・・。」