「小西、ここにいたか。」
「真田さんHELPです!!」
「どうした?」
「このお婆ちゃんがさっきから、とぼけまくって全然話が進まないんですよ。」
「こちらは?」
「当時、桐谷ダイチの家の近所に住んでた方です。
何か覚えてる事の1つや2つあるはずなのに・・。」
「お婆ちゃん、
俺はこの男の同僚の真田です。」
「はぁ?」
「あれ・・・?お婆ちゃんいくつ?
可愛いな・・。」
「え・・そうかい?今年で米寿じゃよ。」
「・・全然見えないな・・・。
吉永小百合さんよりお綺麗ですよ。
今晩俺ん家、来ますか?」
「アヒャヒャヒャお兄ちゃんアタシを口説こうなんて良い度胸した男だね。気に入った。」
「じゃあ気に入ったついでに1個だけ教えてください。
桐谷アズサについて何か覚えてる事ありますか?」