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「はぁ?」
「・・!?そうだ・・逆だ!!
ねぇねぇお婆ちゃん!
若さの秘訣ってなに?
あとお孫さんはいるの?」
「お肉の脂はいいよぉ?
孫の入学式までは生き延びにゃあね。」
「あんたやっぱ普通に聞こえてるだろ!!!?」
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「確かに私はその当時、
大石市長の秘書をしていました。
ですが・・あの事件が起きた日は・・
久し振りに頂いた休暇で家族サービスしていましたから。
一歩間違えば、私だって巻き添え食らってたかもしれないんですよ。」
「襲撃事件を改めて調べ直しました。
警備会社の警報が鳴ってから彼らが到着するまでのおよそ数十分の間に全てが決着した。
ここまで手際が良かったということは、
事前に市長周辺を調べ上げていた人物がいたはずです。
その当時、家の前に不審な人物がいたとか、
そういった変わった点はありませんでしたか?」
「もしそれに気付いていたらもっと市長の護衛を固めていましたよ・・・。
もう勘弁してくださいませんか?
市長をお守りできなかった責任を取らされて私は今こんなに落ちぶれたんですよ?」
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