「...い、おい!」
聞き覚えのある声だ
「ん?うっせーな」
って寝てた!?
目を開けると相田廉!?やべ
「へー、やっぱり猫かぶってたんだ」
ニヤニヤ笑っていてキモイ。
普通にしてれば、イケメンなのに
「被ってません」苦しい言い訳だがしないよりはマシだ
「まあ、もうこんな時間だし、送ってってやるよ。」
時計を見ると7:30!?
「遠慮する」
こいつがいなくても、1人で帰れるし
「一応、お前女だろ?遠慮すんなって」
はあ、しつこい奴だなぁ
さすがに、7:30だと誰もいなくて静かだ。
私と相田の足音しか聞こえない。
話すことなんてないし、早く帰りたい。