バチバチバチ
「な、何!?」
急にスタンガンみたいな音に騒ぎ始める皆。

「チッ!」

「芽衣?」


❔「あれ〜?何故君が此処にいるんです?死神の貴女が人間と一緒に…」

「それが何?私の勝手でしょ?」

「死神?!芽衣って…」

❔「芽衣…あぁ…この世界での名前ですか…ククク」

「何が目的だ…」

❔「クククッ…そうですね〜強いて言うなら、貴女の後ろにいる女の人間ですかね?」

「ビクッ」

「どういう意味だ…」

❔「其れは、言えませんね…」

「チッ!」

❔「怪我する前に渡した方が貴女達の為ですよ?」

「ガタガタガタ」
私の後ろで恐怖からなのか震え始めた結。

「退かないのでしたら、此方として遠慮はしません…。貴女ご自身が怪我をするのは少し悲しいですが…」

悲しい?よく言えるわ!心にもない事を…

❔「それにしても、多いですね〜憎き人間共が…我々にとっては不愉快な塊。そうでしょ?昔、人間に傷付けられた芽衣さん?」


「だから何?大昔の事を今更言われても…どうでも良いわ!」