「?」

「なぁ…これ本当に聞いても良いのか?今日会ったばかりの俺達に。」

「あなた方は、祐奈お嬢様のお友達です。同時に私のお友達でもあります。まぁ…皆様がどう思ってるか分かりませんが…」

「お友達増えた!!」

 

「私が此処にメイドとして来る前は、ッ佐倉財閥の令嬢だったの…」

「…だった?」

「?今は誰が後継者?」

「義理の姉です。義理…と言っても、姉は正妻の子どもですけど。」

「…え?」

「私は、佐倉蒼馬サクラアオマと愛人の子どもなんです。」