「…あのっ!」
誰?こんな時に!!と思ったのは、私だけじゃないみたい。
「何でしょう?」

「えっと…」

「?」

「か、ッ!」

「か?」

『花梨様!!私を弟子にして下さい!!!』


「「「は?」」」

「えっと…何で??」

「貴女のそのお心に私、惚れました!!!」

「へ??」

「はぁ…此処でも被害者が出た…」

「被害者??」

「毎年の様に花梨に信者にして欲しいって頼んで来るのよ…はぁ…」