お昼前には終わる予定だったのに、だいぶオーバーしてしまった。十三時半から商品部の会議が入っているのに。
今朝、コンビニでおにぎりを買っておいてよかった。
急いで買ったおにぎりを食べて、五分前の会議室に入ると、そこには俊也さんの姿もあった。
同僚と話している彼の姿を、チラチラ見てしまう。
ほぼ毎日会社で顔を合わせているけど、こうしてまじまじと彼の姿を見るのは久しぶりかも。
だから気づかなかったけど、俊也さん少し痩せた気がする。
共に生活をした中で料理を教えたけど、まだまだ自炊できるレベルではなかった。今はご飯どうしているんだろう。また家政婦を雇い始めたのかな?
いつの間にかジーと見つめてしまっていると、隣に座っていた同僚がコソッと耳打ちしてきた。
「姫野さん、旦那さんを見すぎですよ」
「……っ!?」
バッと横を見ると、同僚はニヤニヤしている。
「いいですね、新婚さんは」
「……そんなんじゃないですよ」
ズキッと胸を痛めながら笑って誤魔化す。
今朝、コンビニでおにぎりを買っておいてよかった。
急いで買ったおにぎりを食べて、五分前の会議室に入ると、そこには俊也さんの姿もあった。
同僚と話している彼の姿を、チラチラ見てしまう。
ほぼ毎日会社で顔を合わせているけど、こうしてまじまじと彼の姿を見るのは久しぶりかも。
だから気づかなかったけど、俊也さん少し痩せた気がする。
共に生活をした中で料理を教えたけど、まだまだ自炊できるレベルではなかった。今はご飯どうしているんだろう。また家政婦を雇い始めたのかな?
いつの間にかジーと見つめてしまっていると、隣に座っていた同僚がコソッと耳打ちしてきた。
「姫野さん、旦那さんを見すぎですよ」
「……っ!?」
バッと横を見ると、同僚はニヤニヤしている。
「いいですね、新婚さんは」
「……そんなんじゃないですよ」
ズキッと胸を痛めながら笑って誤魔化す。



