――――――・・・
―――――――――・・
そして、連れて来られたのは、
体育館裏。
(こうゆうのって、漫画でよくあるよね)
ベタだなー。と思いながら、
先輩を見る。
『あの、なんですか?』
「あんた、雄大の何?」
思いもよらない先輩の言葉に、
私は声を張り上げた。
『なんのことですか!?』
「いい子ぶるのもいい加減にしてよ。
雄大に気があるんでしょっ。」
先輩の大きな声と共に、
頬に痛み。
『痛っ。
・・私、あの人には興味ないですから』
私は先輩を睨みつけ、はっきりとそう言った。
「興味ないだって?
見えすえた嘘付くんじゃないよっ。」
先輩はそう言い残すと、
足音と共に戻って行った。
先輩が去ったと同時に、
足の力が抜け、
ヘタ。と地面に座り込んだ。
『なんだったの・・・。
どうして、あたしがこんな目に・・・。』
頬はひりひりと痛み、
出てくるのは、モヤモヤした気持ちばかり。
『はぁ・・・』
私は一人、
薄暗い体育館裏で、深いため息を吐いた。

