スポーツは大好きだけど、バスケだけが苦手なのだ。 パスは取れるしドリブルだって出来る。 けど、シュートだけが入らない。 悔しくて、負けず嫌いな私は先生にお願いしてバスケ部がオフな木曜日だけ、体育館を借りて練習することに決めた。 ある木曜日、一人でシュートの練習をしていると 「あれ?森越?何してるの?」 通りかかった、桜日が私に声をかける。 私の名前は森越夏美。 男子からは、森越。女子からは、夏美。ってそのまま呼ばれている。