雨色のてるてるぼーず

門を通ると私の知らない世界が広がっていた。




前を向けば男子。横を向いても男子。




桃がいなかったら逃げ出していたかもしれない。




「さぁ水葉!このイケメンが揃ってますって書いてあるとこ行くよ!」




「はいはい。んーっと、カードゲームの館?」




「それ!どうせならイケメンをキャッチしなきゃね!」